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圧巻!山奥にそびえる巨大ダムと元杜氏による絶品の炭火焼き

圧巻!山奥にそびえる巨大ダムと
元杜氏による絶品の炭火焼き

113もの数の焼酎蔵元がある鹿児島には、温泉やグルメ、史跡など多くの観光スポットがあります。
各地区の蔵元を巡りながら楽しめるおすすめの旅スポットをご紹介します。

豊かな自然に囲まれた伝統と挑戦の焼酎づくり−小牧醸造株式会社

鹿児島県北部の内陸地域に位置する鹿児島県さつま町。
鹿児島県北部最高峰の高さを誇る紫尾山から流れる伏流水など、豊かな自然を生かした焼酎造りを行っているのは小牧醸造株式会社です。
小牧醸造では蔵元見学も受付ており、焼酎づくりの様子やこだわりを体感できます。

九州で2番目に長い川内川にある、九州で一番高い重力式コンクリートダム「鶴田ダム」

小牧醸造株式会社から車で20分ほど山間に進んだところに圧巻の存在感で聳えるのは、鶴田ダムです。
鶴田ダムは、鹿児島県北部を流れる川内川の河口から51kmに位置します。
川内川は、熊本県の白髪岳(標高1,417m)に発する流域面積1,600km2、長さ137kmの九州屈指の大河川で、その上流に位置する鶴田ダムは、下流を洪水から守り、大鶴湖に貯まった水の力を利用して発電することを目的として建設されました。

ダムの高さ117.5m、ダム湖に貯まる水の量1億2千3百万m3の重力式コンクリートダムで、九州で2番目に長い川内川にある、九州で一番高い重力式コンクリートダムとなります。

圧倒的されるスケールの大きさは、予約なしで外から見ることもできますが、事前予約制のガイド付き見学が断然おすすめです。

元杜氏ならではの焼酎談義も楽しめる 炙り家・泰炭(たいたん)

鶴田ダムのスケールに圧倒されたら再びさつま町の市街地へ向かいます。
今日の締めくくりに訪れたいのは、絶品の炭火焼きが楽しめる炙り家・泰炭。

炙り家・泰炭は前職で小牧醸造製造責任者を務めた店主・東泰志さんが、長く焼酎づくりに携わる中で美味しい焼酎をもっと広めたい、と、一念発起し、生まれ育ったさつま町で2020年10月にオープンしました。

山間の立地であるさつま町ならではの素材を活かし、鶏・豚・牛を中心とした炙りものが人気。
また、元・蔵人ならではのこだわりで、店内で取り扱う焼酎銘柄もさつま町の蔵を中心にラインナップ。
お食事に合わせて焼酎の銘柄から飲み方まで詳しく聞けるので、焼酎ビギナーにもおすすめです。
より美味しく焼酎を楽しんでもらうため、数量限定で前割りも用意しているのでぜひスタッフに声掛けを。

おすすめのメニューは、自家製味噌で味付けした豚肩ロースを炙り、特製たれに絡めて千切りキャベツと味わう「泰炭炙り豚(たいたんあぶりとん)」。
その他、新鮮な鶏レバーを軽く炙り、岩塩とごま油、白髪ネギで味わう「鶏レバーのちょい炙り」も人気。

そんな人気の炙りメニューに合わせるのは、小牧醸造の「一尚シルバー」がおすすめ。
特殊な酵母を使った独特でミルキーな味わいがクセになり、ソーダ割りから水割り、お湯割りと飲み方を変えるたびに異なった味わいが楽しめる一本。
小牧醸造の蔵元見学の後に「復習」を兼ねて伺いたい名店です。

  1. 最寄りのJR川内駅から小牧醸造株式会社までは車で約30分
  2. 小牧醸造株式会社から鶴田ダムまでは車で約20分
  3. 鶴田ダムから炙り家・泰炭までは車で約20分
黒じょか
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