令和2年2月14日鹿児島市城山ホテル鹿児島にて令和元酒造年度本格焼酎鑑評会表彰式及び祝賀会が行われました。
鹿児島県本格焼酎鑑評会とは、技術と品質の向上と新製品の開発を図るために、酒造業界をあげて取り組んでいる年に1度の催しです。
表彰式
城山ホテル鹿児島、クリスタルガーデンにて午後4時30分から表彰式が行われました。
令和元酒造年度は、甘藷、黒糖、米、麦の原料からそれぞれ135製造場から、231点の焼酎が出品され、その中でも原料の特性と、発酵によって釀し出された香味の調和のとれた格調高い104製造場、159点が入賞いたしました。
入賞された蔵元を代表して、
芋焼酎部門 木場酒造(有)、黒糖焼酎部門 (株)西平本家、麦焼酎部門 若松酒造(株) 、米焼酎部門 濵田酒造(株)傳藏院蔵 そして、杜氏を代表して薩摩酒造(株)頴娃蒸溜所御領蔵に表彰状が授与されました。
受賞されました蔵元のみなさん、おめでとうございます。
本年度の品種の特徴
・甘藷焼酎について
原料の特性を十分に引き出し、原料由来の豊かな香りや発酵に伴う華やかな香りが調和し、味わいについては、まるくなめらかなものから、すっきりとしたものまで蔵の個性を感じさせる幅広い品質のものが出品されていました。
・黒糖焼酎
黒糖の特性を生かした甘くフルーティーな香りと、ほのかな甘みを感じるものが多く、蔵の個性も現れてバラエティに富んでいました
・米焼酎
発酵に伴う華やかな香りと米由来のふくらみのあるなめらかな味わいでした。
・麦焼酎
常圧蒸留では芳醇な香りと香ばしい香りが調和し、味にコクがあるもの、減圧蒸留では華やかな香りと軽快な味わいがみられました。
利き酒
利き酒コーナーでは、鑑評会で入賞された焼酎を試飲する事ができます。
酒造メーカーの方はもちろん、招待者のみなさんも真剣な面持ちでメモを取りながら試飲していました。
祝賀会
同ホテルエメラルドホールに移動し、祝賀会が開催されました。
「焼酎王国鹿児島」を皆様にPRするため、業界一丸となって努めてまいります。
今後も鹿児島県本格焼酎をご愛飲いただきますようよろしくお願いいたします。