温かいおもてなしで、出水を全力PR!
鹿児島の北西部に位置する出水市は、日本有数の鶏肉・鶏卵の生産地。鶏や卵を使ったご当地グルメが人気を集めています。出水市内のビジネスホテル「ホテル桃晃」1階の居酒屋「味処 心 桃晃店」では、特産の鶏料理や卵料理と一緒に地元の蔵元の焼酎をたっぷりと楽しむことができます。
同ホテル内に「カラオケさくら」、緑町の市役所近くに「焼肉ホルモン YAKUBA」も経営する代表の得永小夜子さんは、日本遺産認定の出水麓武家屋敷群を牛車で巡る、いずみ観光牛車会の立ち上げメンバーとして、町おこしにも関わっています。食を通して地元を盛り上げようと、スタッフと一緒になって、地産地消メニューや様々なおもてなし企画を考案し、提供しています。
出水麓武家屋敷群のPRも兼ねて、着物で来店されたお客様にはドリンクまたはデザートのサービスがあります。また、子どもたちも楽しめるようにと、「カプセルくじ」で決める注文メニューも用意。ホテルを利用する県外からの観光・ビジネス客だけでなく、地元の来店客も楽しめるよう工夫を凝らしています。
出水に来たら、まずは鶏刺しを!
「味処心」の鶏刺しは、甘みがありつつ脂身はさっぱりしていて、ほどよい噛み応え。鶏臭さも感じさせないので、生食に慣れていない県外の方も、食べて感動して驚かれるほど。そのおいしさは折り紙付きです。
もも肉、胸肉、ささみとどれも柔らかく程よい弾力。噛むほどにジューシーな味わいが口の中に広がります。鹿児島ならではの甘めの刺身醤油でいただくのですが、期間限定で、なんと焼酎の風味をつけた刺身醤油を提供中!「焼酎を飲めない方にも楽しんでもらえる料理を」と、開発しました。アルコール分はありませんが、ほんのりと芋の香りが立ち上り、まるで鶏刺しと焼酎を一緒に味わっているかのような感覚を味わえます。
風情ある竹灯籠の台座で3種の地元焼酎を飲み比べできる「だいやめセット」900円は、2023年10月から2024年3月まで、出水市内の11店舗で展開する「いずみ酔い鶏PR事業」の限定メニューとなっています。ぜひ、焼酎風味の刺身醤油でいただく鶏刺しと一緒にどうぞ。
「味処心」では鶏刺しのほかにも、ご飯の上にふわふわのメレンゲと鶏刺し、卵の黄身を載せた生親子丼や、鶏刺しをネタに握ったお寿司などの名物メニューもあります。鶏卵出荷数日本一を記念して調理場を担当する長谷里志さんが考案した「おとうのプリン」は、子どもたちにも人気です。
ここからは長谷さんに、焼酎と合わせた人気メニューを紹介してもらいました。
九州屈指の名水の地で、楽しく酔い夜を!
「味処心」では鶏肉を一羽分まるっと仕入れているので、鮮度抜群の美味しさを余すところなく堪能することができます。炭火でじっくりと焼き上げる串焼きの盛り合わせは、もも、むね、レバー、砂ずり、ヤゲン軟骨など、どれも柔らかくてジューシー。そんな串盛りには、芋本来の旨味や甘み、コクを感じる「さつま木挽」の水割りがおすすめです。
外はサクッと、中は柔らかくてジューシーな唐揚げは、うま塩、甘め醤油、あんかけ、カレーといろいろな味を用意。長島の5つの蔵元の原酒をブレンドした長島研醸の「さつま島美人」の炭酸割りと合わせるのがおすすめ。唐揚げの味が、まろやかながらすっきりとしたクセのない焼酎の爽やかなのど越しを、より一層引き立てます。
鹿児島の郷土料理・豚の角煮も人気です。奄美の郷土料理・鶏飯などと一緒に、〆の一品に選ばれています。ほろっと柔らかく煮込まれた角煮には、「千鶴」のお湯割りを。紫尾山系からの名水を使い、和甕で仕込んだその酒質は、深みのあるコクと、さらりとした甘さが特徴。
「地元産の焼酎でも、割り方や濃さによっていろいろな味わいが楽しめるので、焼酎初心者から上級者まで、お客様に合わせてスタッフがご紹介させていただきます。ぜひお気軽にお尋ねくださいね」と長谷さん。焼酎に慣れていない方は、焼酎で仕込んだ自家製梅酒の飲み比べセットなど、いかがでしょうか。
味処心 桃晃店
電話:0996-79-4510
営業時間:17:00~21:45(21:15LO)
定休日:不定休