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国分酒造株式会社

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女子大生がラベルデザインしたお洒落な焼酎!? その中身は、驚きと発見の連続だった。

こちらの鮮やかな3枚の絵。

なんと!焼酎のラベルなんです。こんな「かわいい」焼酎が生まれた理由を知りたくて…

製造元の国分酒造の笹山さんにお話を伺ってきました!

とてもインパクトのある、2018年発売の「フラミンゴオレンジ」。

なんといっても、この目を惹くラベルに、まるでワインのようなおしゃれなボトル。

とてもかわいくて、ついつい写真を撮りたくなっちゃいます!

有名なデザイナーさんが手掛けたラベルかと思いきや、なんと、当時東京の女子大生だった方が

デザインしたものでした。

フラミンゴオレンジは、芋麹とさつまいもで造られた芋焼酎。

フレーバー系の酵母を使用し、減圧蒸留で造られています。

前年、杜氏が芋100%焼酎の減圧蒸留に挑戦したのですが、

特徴がなく単に飲みやすいだけの焼酎になったため、1年であきらめようと思いっていたそうです。

そんな時、東京出張で偶然出会った減圧蒸留の芋焼酎に衝撃を受け、

“フレーバー系酵母”にヒントを得た笹山さんは、酵母を変えての挑戦を開始。

試行錯誤して生まれたのが「フラミンゴオレンジ」でした。

ネーミングやラベルデザインも、東京の親しい酒屋さんとの繋がりから

女子大生の案を採用し、この斬新な焼酎が誕生しました。

芋焼酎とは思えないほどの柑橘系の香りが特徴で、

そのトロピカルで甘く爽やかな香りは、焼酎好きはもちろん

焼酎に馴染みのない方にも飲んで欲しい味わいです。

ちょっと焼酎の概念が変わるかも!?

さらに、その2年後となる2020年には

ペンギンのラベルがかわいい「クールミントグリーン」を発売。

“いも麹”を使った「フラミンゴオレンジ」に対し、

「クールミントグリーン」は”米麹”を使用。

米麹とさつまいも、酵母を同時に仕込む”どんぶり仕込み”という

製法で作られたその味は、ミント系の爽やかな甘さが特徴です。

こちらのラベルも同じ女子大生のデザイン。

試飲した際のミントのイメージでデザインしたそうで、

綺麗なブルーとかわいいペンギンのラベルは

男性への贈り物にもきっと喜んでいただけそうですよね。

さらに、さらに、その1年後の2021年に

今度は、甘いバナナ系の香りが特徴の「サニークリーム」を発売。

「クールミントグリーン」に取り組んだ際に、

もろみの段階からバナナやメロンのような香りを強く感じていた杜氏が、

米の割合を多く仕込み配合を行えば香りはより強くなるのではないかと考え、

通常、“米麹1:芋5 ”の割合を、“米麹4:芋5” にして米麹の割合を多くしたことで

この、とっても甘い香りと、バナナのような風味が誕生したそうです。

夏の光が入っているラベルデザインから「サニークリーム」と名付けられたそうで、

ラベルカラーからもバナナを感じることができますよね。

こちらも女子大生のデザインで、バナナの香りがする「カラタネオガタマ」の花のイラストがお洒落!

クリーミーなバナナの香りがクセになる美味しさは、

スイーツと楽しむのがオススメとの事で

さっそく自宅に帰って焼き菓子と一緒にいただきました。

飲み方は、ロックor炭酸割りがオススメみたいなので、私はロックで。

甘い焼き菓子との相性抜群で、味はもちろん

ラベルが可愛いので、インテリアとしてもGood!

焼酎女子には、たまらない1本です。

このラベル、3本揃えたくなっちゃいますね。

発売本数が非常に少ないそうなので、

ゲットしたい方は国分酒造さんへ販売店をお問合せください。

国分酒造さんは水にこだわっていて、この土地に蔵を建てたきっかけが「水」だったそう。
ここには「国分酒造仕込みの水」の水汲み場があり、
この”水”が生活の一部になっている地元の方もいらっしゃいました。
仕込み水が飲めるなんてとてもレアですよね。

水環境が整っているため、メダカさんたちも快適に生活♪

珍しいラベルに魅せられ訪れた国分酒造さんでしたが、
その中身の特徴ある味わいと発見は、どれも魅力的でした。
1本1本の銘柄に対する情熱と研究心が、さらなる焼酎の進化に繋がってるんですね。
笹山さんの挑戦し続ける素敵な想いに心が弾みました。

黒じょか
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