厳しい自然と向き合う焼酎造りの日々
大口酒造株式会社 杜氏・山之上則久さん
大口酒造でひたむきに焼酎造りに取り組んでいるのは、勤続30年となる杜氏・山之上則久さんです。
焼酎造りに恵まれた自然環境ながら、伊佐市は夏は暑く冬は寒い厳しい土地柄。
そのような自然の中で、さつまいもや麹、酵母といった生き物相手の焼酎造りは一方ならぬ苦労が伺えます。
焼酎造りの中でも最も神経を尖らせるのは、その年初めての仕込みを迎える際に、産地から届いたさつまいもに対峙する瞬間。
何年経験を重ねても、今年の焼酎の仕上がりを左右する素材の仕上がりを見極めるその瞬間が、最も緊張を強いられる、と山之上さんは語ります。
明日も頑張る秘訣、ロクヨンのだれやめ。
素材に対峙し、その年の焼酎造りのシナリオを見極め、ひたむきに焼酎造りに取り組み、気の抜けない仕込みの時期を経て、美味い焼酎が仕上がったときの喜びはひとしお。
そんな日々を支え、明日も頑張るための力を与えてくれるのは毎日の「だれやめ」です、と山之上さんは笑います。
夏も冬も飲むのは「ロクヨンの黒伊佐錦お湯割り」。
華やかな香りと甘い味わいが疲れた体と心を癒します。
焼酎が繋ぐ味わいのハーモニー「IMO豚のしゃぶしゃぶ」
黒伊佐錦に合わせるおすすめは「IMO豚のしゃぶしゃぶ」。
IMO豚は、大口酒造が環境への取り組みとして行っている焼酎粕と畜産のコラボレーションで誕生しました。
焼酎粕を飼料にして育ったIMO豚は甘みが強く、美味しい肉質。
薄く味付けした出汁にくぐらせて、出汁とともに味わうのがおすすめ。
黒伊佐錦はお湯割りなら5:5の割合で、ソーダ割りなら強めの炭酸と焼酎は少し多めの割合がIMO豚を引き立てます。